木星は、その大部分が水素とヘリウムで構成されている巨大なガス惑星です。その遥か上空で発生している乱流が、幻想的な光景を生み出していると言われています。

NASAによると、この青く見える領域は木星の南極にあたります。探査機ジュノーがこの写真を撮影したのは2017年12月16日で、高度約10万kmからの撮影です。この距離は地球8個分に相当する非常に遠い距離ですが、木星自体の直径は地球11個分と、さらに驚くべき大きさです。まさに宇宙ならではのスケール感と言えるでしょう。
ジュノーが撮影したRAWデータは、JUNOCAMのウェブサイトから誰でも入手可能です。